12013年6月18日~28日まで,モロッコのマラケシュにおいて、世界知的所有権機関(WIPO)の186の加盟国の代表者が会議をおこない、合意のもとに「視覚障害者およびプリントディスアビリティのある人々の出版物へのアクセスを促進するためのマラケシュ条約」が採択されました。
外交会議閉会後,最終文書に署名した国・政府間機関は129,条約に署名した国・政府間機関は51となり、日本も最終文書に署名しました。
この条約は、20か国が締結した後に発効することとされています。
この条約は、視覚障害者およびプリントディスアビリティのある人々が利用しやすい複製物を製作する際の著作権を緩和し、その製作物は国境を越えて利用することをめざしています。