デイジー教科書を製作する全国の団体で構成される「デイジー教科書ネットワーク」は、『障害のある児童及び生徒のための「教科用特定図書等」の無償給与についての要望』という文書を文科省大臣に提出することになりました。≪要望書≫
この要望書で、教科書製作ボランティア団体が要望する内容は以下3つです。
①全ての対象者にDAISY教科書を無償提供
・基礎的環境整備と普及啓発は国の責務
・2年後の大改訂に間に合わせる
②教科書会社によるDAISY教科書発行を推進
・製作経費は国が負担
③教科書会社が製作できない場合
・協力は惜しまない
・製作経費は国が負担
要望書提出に先立ち、6/15(金）に参議院会館会議室にて
「障害のある児童生徒にアクセシブルなデジタル教科書を」という学習会が開催されました。
この学習会はデイジー教科書の必要性を訴え、その供給がボランティア頼みになっている状況はもう限界であることを国会議員やメディアに知っていただくことを目的としたもので。国会議員数名、新聞社などのメディア、出版関係者などの参加がありました。