障害者差別解消法 施行

障害者差別解消法ポスター(内閣府)より

障害者差別解消法は、正式には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」といいます。
全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、平成25年6月に制定されました。

≪不当な差別的取扱いの禁止≫
この法律では、国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者が、障害のある人に対して、正当な理由なく、障害を理由として差別することを禁止しています。
≪合理的配慮の提供≫
この法律では、国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者に対して、障害のある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応すること(事業者に対しては、対応に努めること)を求めています。

関連:内閣府 障害を理由とする差別の解消の推進
関連:障害者差別解消法リーフレット(わかりやすい版)